治験アルバイト中です3（大腸内視鏡検査）

治験バイトに興味を持っている方は多いと思います。
私もそうでした。
サプリとか薬とかを無料でもらえて試して健康になってなおかつ金がもらえるんでしょ？
お得感満載じゃないですか？
今回それを体験できるチャンスが巡ってきたのでご紹介したいと思います。

大腸内視鏡検査当日

２～３日前からかなり緊張、明日の食事は、なんて冷蔵庫にリスト貼ったりして。
しかし、前日は普段がまんしてるお菓子やケーキなんかを食べまくりました。
どうせ明日、出すし～
少しくらいは自分にプレゼントですよ❤

当日、検査結果次第では一泊入院のため着替えなど準備

迷ったけど病院まで歩いて行ったら９時前にという約束だったのに9：05に指定の病院へ到着しました。
相変わらずとても繁盛している病院、受付混雑です。

すでに治験の案内係がその場にいらっしゃって私より若い女性と話をされていたのでその方も治験を受ける方だと思い、話しかけてみました。
しかし、その方は朝食を摂られてきたと言うのでびっくり！今から出すのに？
が、その方は初回の血液検査の方でした。

施術室のある二階へ移動

聞くと今日の大腸カメラ治験者は私一人ということでちょっと寂しい感じ。
早めに到着した方が2人、いづれも男性で話しかけづらい・・戦友です？
病院の看護師から下剤の説明を受けている、下剤セットをまじかに見て「私もこれからこれを飲むのだ」と憂鬱になってきます。

私は2人より遅れてきたので約30分後、説明は第二陣となりました。
前回、血液検査に来たときその下剤を飲んでいる風景を見ていたのだけどそのときは完全に他人事。
今は、隣で飲んでいる男性二人がリアルに感じられます。

やがて、見ているとひとりの男性はすごい勢いで飲んでいてさっそくトイレに駆け込んでいました。
その方は全身でそのドリンクがまずいということを表しています。

元々快便の方なのか前日の軽めの下剤ですでに二回もトイレに行ったというようなことを言っていたのでドリンクは全部飲まなくてもすむだろうなーと思っていたがすごい勢いだったので最終的に全部飲んでいました。すごい～

説明を聞き下剤開始

夕べは緊張のあまりよく眠れなかったので全身がダル重いけど大丈夫だろうか？
ちょっと前に体験した友人は「血まで吐いた」ってどういういきさつなのか？

心配心配不安不安不安・・

下剤中止したくなる

私っていつもそうなんだから・・
私のあとに女性が加わり総勢5名が戦友となりました。

「これはとても強い下剤です。」看護師の説明
15分で250ml飲んでください、1リットル飲み終わるころには必ず一回はトイレに行くことになるでしょうって。
いやだーーーーー
私の顔色が悪かったのか看護師も気を使って「だいじょうぶですか？」って。

快調に飛ばしていた一番の男性は午前11時半には「合格」のお墨付き。
うらやまし～
私なんてまだ半分しか飲んでないのに・・

１リットル過ぎるころにはドリンクはまずくてまずくてつらい・・最低でも1.5リットルは飲むようにとの達しだったので目標を1.5リットルに定めてちびちび飲みました。
どう頑張ってもがんばりきれない・・
もうアルコールのチェイサーのようにドリンク（モビプレップ）と白湯を交互に飲むという裏ワザを使ってちびちび飲んだらなんとか1.5リットル飲めましたあ～

時間はかかりましたが・・

それからたぶん30回以上トイレに駆け込んで（数えてればよかったけどそんな気力はなかったのです）透明な便（とは言えないほとんどおしっこ）になりました。

一発合格！

看護師を呼ぶときは「気分が悪くなったら押してください」というベルを鳴らします。このベルを押すのは生まれて初めての体験ですね。
だってそのまま看護師を呼びに行ったら誰かに流されてしまうかもしれないし。
ベルを鳴らしたらすぐに看護師がきて「きれいですね、合格です。」と大きな声で言われてちょっちハズイ。
その前に「まだですね、がんばってもう一杯飲みましょう」と言われた人もいたのでまーいいほうでしょう・・

今日の戦友たちはみなさん優秀だったと思います。午後一時くらいには全員合格したようです。遅い人は夕方くらいまでかかると言われたのですから。
もう一人の女性は小柄で下剤を飲むのもタイヘンだったと思います。が、私よりははるかにトイレの回数が少なかったです。それからトイレに駆け込むときお尻を抑えていたのが受けましたね～（笑）

午後一時から病院の休憩時間に入ってしまったのでそこから待つこと１時間半くらいで最初の男性の検査になりました。
結局その方は合格をもらってから3時間も待たされたことになりますね。

私は3時半くらいだったのですがやはり待ち長くてこのこともかなり苦痛でした。
何しろ前日にあまり眠れてないし、横になることもできず、かと言ってまだお腹はグルグル言ってるし。
この待ち時間にお腹が落ち着くのを待つってことでしょうか？

腸内がきれいになったらドクターに呼ばれます。

ポリープがあったら切除、お願いします

去年、胃カメラ検査をしたときに「十二指腸にポリープ」があると言われたのでもしかしてあるかも？父親もポリープをとった過去があるし、今回は治験だったけど気になっていたのでこれ幸いに申し込んだ理由の一つでもあります。

この大腸内視鏡検査で一番、くよくよ迷ったのは下剤を飲むのがタイヘンというイメージでいやだったのだけどそれが終わると今度は腸カメラのことでくよくよし始める。
意外と下剤のおかげで本来の悩みを考えずにすんだとも言えますね。
この待ち時間で被害妄想がどんどん膨らみ始める。
麻酔希望にしたけどバリバリ意識があったらどうしよう？とか、でっかいポリープ見つかったらどうしよう？とか癌かもしれない、とか、もう怖がりで不安症だからめいっぱい悩みます。

そのあと、施術着に着替えます。
スーパー銭湯なんかにあるあの浴衣みたいなの。
それはいいですがその下にお尻の割れた使い捨てのパンツを履かなくてはならないのです。
結局そのパンツで2時間くらい過ごすのです。

最初に検査が終わった男性が車いすで帰還しました。
そうです、今までも車いすで出てくる患者さんがいましたがこの検査のあとに麻酔でふらつくから危険なので車いすだったのです、私も車いすで戻るのです。

次、私かなと思ったら飛ばされてなぜか私より後だった女性のほうが先に呼ばれました。
え？なんで？治験だから？お客さまじゃないしね、私。
なにせ無料、で受けるわけですし。
中外製薬が払ってるとは思いますが・・

大腸内視鏡検査

横になって施術着をめくってまずは筋肉注射、腸の動きを止めるとか、最初に腸の動きを活発にする薬を飲んだのに今日は腸が酷使される日です。
それから静脈注射、私は血管が出にくいタイプだからいつも通り看護師を悩ませます。
以前、点滴が漏れて痛い目に遭ったことがあるのですが今回麻酔液が漏れて効かなかったらどうしよう？なんてまたまたくよくよ悩んでます。
よし、がんばってまだ意識があるアピールするぞと気合を入れて目を開けていたけど前日に眠れなかったことも相まってか、あっという間に意識がなくなりました。

この注射を受けるのは何度目かだけど前回も途中で目が覚めたけど今回も途中で一回目が覚めました。
お腹になんか入っているのがはっきり自覚された。痛いというほどでもないけどけっこう上まで管が入るのだとぼんやりしながら思いました。

それから車いすに乗ったように記憶しているのですけどこの記憶もあいまいです。
ベッドに寝かされてトッても気持ちよく眠りました。

途中、隣のベッドからいびきが聞こえたような記憶もありますが・・
起こされたときにはちょっとムッとしました、今一番気持ちよく寝てたのに・・
そして、横に寝てたのはもう一人の女性でした。

結果

すぐに結果を聞かされてポリープはないと言われました。
そして私は麻酔中に「きつい」とか言ったらしいです、覚えてないですが・・

もしポリープ切除だったら一泊と言われてたので（しかも食事なし）ホッとしました。

この検査って普通に受けたらいくらくらいするのかな？
絵画サークルで私よりちょっと年配の人にこの治験の話をしたら「ただで受けられるなんてうらやましい、知ってたら申し込んだのに」って励まされたんだけどお金もらえるってことは黙っときました。

半分はお金のためだったものね。

結局、前回の採血と大腸カメラの二回で２万円得たことになります。
ポリープもないとわかってホッとしました。
「3～4年に一回は検査して」って言われました。
今は終わったばっかりだから３～４年後にまた受けようと思えました。

これで私が3年以内にがんになったらこないだ採取した血液とかフィードバックされるのだろう。

終わってしまうと気楽に味占めてしまいそうだがこの治験の期間は他の治験は受けてはいけないことになっている。

どうでもいいんだがこの病院の２階の受付のねーちゃんの評判がめちゃ悪くて星一個とかひどいもんだったので待ち時間に観察したけどそんなひどいねーちゃん見当たらなかったんだけど？休みか？

藍色

多趣味な在宅ブロガー

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掃除は大好きだけど料理はやらない専業主婦。絵描き、草木染、韓国語、節約が趣味。ミニマリストと思っていたが引っ越しのときに意外に荷物が多くてびっくり主婦！草木染めをやっていてIndigo Blueが大好き、なのにブログのディフォルトで入っていたサーモンピンクが気に入ってしまった。