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釜山3泊4日の旅【中編】〜影島散策と心温まる再会〜

釜山3泊4日中編
藍色

チムジルバンでの朝を迎えた2日目。この日は私にとって今回の旅で最も重要な日でした。前回の旅でお世話になったハルモニに、ようやくお礼をお渡しできる日だからです。でも、その前にまずは念願の朝食から。

旅の始まり
釜山3泊4日の旅【前編】〜船旅から〜
釜山3泊4日の旅【前編】〜船旅から〜
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WOWPASSの便利さと念願のミルミョン

WOWPASS

チムジルバンをチェックアウトしてまず向かったのは両替所です。
今回の旅の強い味方、プリペイドカードのWOWPASSに入金するためです。
実は7月にも韓国旅行の予定が入っていたので、少し多めにウォンを用意し、まとめてチャージしておくことにしました。しかも今は前回の旅行時に比べてかなりの円高ウォン安ですから。

私たち4人のうち、私ともう一人は既にWOWPASSを持っていましたが、もう一人がこの機会に新しくカードを作成。
これで4人中3人がWOWPASSユーザーとなり、噂には聞いていましたが、メンバー間での送金機能が本当に便利!
食事の割り勘などもスムーズにできて、キャッシュレス決済の快適さを改めて実感しました。

合わせて読みたい
韓国旅行での決済カード完全ガイド:クレジット、デビット、WOWPASSの賢い使い分け
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韓国?釜山の人ってすごい親切なんですよ、ちょっと軽く道を尋ねたら必死で教えてくれるし、わからないときはわかる人がいないか探してくれてその場所まで一緒についていってくれたりわかるところまで行ってくれたり間違うとあとから追っかけてくれたりこっちが恐縮してしまうくらいです。
私も日本で韓国や外国の人に訊ねられたら全力で教えようと心に誓いました。

ミルミョンでブランチ

WOWPASSへの入金も無事に済ませ、次に向かったのは、スーツケース(チムジルバンに持ち込んだ手荷物)を持ったまま、念願のミルミョンの店です。
実はこのお店、前回の釜山旅行の際にどうしても行きたかったのですが、当時は一人旅だったため、なんとなく入る勇気が出ずに諦めていたのです。
今回、みんなと一緒に来られたことで、ついにその夢が叶いました!

お店のオープンは朝10時。
「こんな朝早くからお客さんは来るのかな?」なんて話していたのですが、開店とほぼ同時に店内はあっという間に満席に。
私たちが美味しい料理に舌鼓を打っている間にも、店の外にはすでに行列ができていて、その人気ぶりに驚かされました。

看板メニューであろう麺料理(ミルミョン)はもちろん、一緒に頼んだポッサムもマンドゥも本当に絶品!

お肉は柔らかく、マンドゥはジューシーで、しかもこんなに美味しいのに値段もリーズナブルで、朝から大満足の食事となりました。

一人では入りづらかった店も、みんながいれば気軽に入れる。これも旅の仲間がいることの良さですね。

影島(ヨンド)へ〜港を見下ろす絶景ホテル

お腹も心も満たされた私たちは、いよいよ本格的な釜山観光へ出発です。
まずは、大きなスーツケースをホテルに預けるためにタクシーに乗り、今回の旅でもうひとつ私が楽しみにしていた場所の一つ、影島(ヨンド)を目指しました。

影島大橋を渡り、そのたもとに位置する「ホテルアデラ」に到着。ここは港を見下ろす絶景が自慢と聞いていましたが、その評判通り、ロビーからの眺めも素晴らしいものでした。
今回は4人なのでコネクティングルームを予約しており、部屋を行き来できるのも嬉しいポイントです。

日本語も通じます

料金もリーズナブルで一人4千円くらいでした。

チェックインにはまだ少し早い時間だったので、フロントにスーツケースを預け、早速街へ繰り出すことにしました。

タッパコル壁画村〜スケッチしたい気持ち

二泊目のホテルの受付にて

最初の目的地はタッパコル壁画村
地図を見ても少し分かりにくい場所だったので、ホテルのスタッフの方に尋ねると、あまり観光客が行かないところなのかいろいろネットやスマホで探してくださって親切にもタクシーを呼んでくださいました。

そのホテルの若い女性、なんと福岡市の平尾に2年間住んでられたとか!
釜山にはそういう経験のある方が結構いらっしゃいますね、それでホテルのロビーとかで働けるのかもしれません。
男の人は韓流スター?ってくらいかっこいい人を揃えているしさすが観光に力を入れている街です。

タッパコル壁画村

釜山は坂が多いのは当たり前ですが、実際に移動してみると本当にその通り。
4人で割り勘にすればタクシー代も驚くほど安く、この後の移動でも度々お世話になることになりました。

タクシーで向かったタッパコル壁画村は、細い路地にカラフルな壁画が描かれ、どこか懐かしい雰囲気が漂う場所でした。坂道の途中途中に現れるアートに心惹かれながら、みんなで写真を撮り合ったり、次の角には何があるだろうとワクワクしたり。

美しい景色を前に「描きたい!」という気持ちは高まるものの、みんなとの会話や、次から次へと現れる新しい発見に夢中になっているうちに、あっという間に時間が過ぎてしまうのです。
スケッチブックを持参したものの、なかなか一人になって絵を描く時間を作るのは難しいものですね。

今回一緒した4人のうちの一人K子さんが仕事で経理をしているとかで旅にかかった割り勘できるところをぜんぶ計算してくれてお任せで大変助かりました。
そしてWOWPASSとっても便利でした!

カフェのコーヒー安い

タッパコル壁画からハルモニの家は近いと思っていたのだけど意外に遠いらしくてタクシーに乗ったら運転手、痛恨のミスで違うところで降ろされました

これはもう私の説明が悪かったのと運転手の勘違いです。

オーマイゴッド!

気を取り直して喉も乾いたしカフェでコーヒーを飲むことにしました。

韓国のコーヒーって200円もしない安いのだけど初トライ!

うっすーーー超アメリカン・・氷水か?

お詫びと言っちゃあなんですがそこで薬菓を買って4人で分けて食べましたコい

しかしこの薬菓が圧倒的においしくて好評、K子さんこれをゲットするために検索しておりました。

ふたたび、あのハルモニを訪ねて

そして、いよいよ今回の旅で私が最も楽しみにしていた瞬間がやってきました。前回の韓国旅行のときに出会ったハルモニを再び訪ねることです。

このハルモニは、前回の渡韓のとき歩いているところを突然、声をかけられ家に招かれてコーヒーをごちそうになった方です。

ハルモニと会う
韓国ひとり旅21<ぶらり釜山/なぜか突然お宅訪問>
韓国ひとり旅21<ぶらり釜山/なぜか突然お宅訪問>

そのお礼がずっと心に引っかかっていて、今回ぜひもう一度お会いしたいと再訪したのですが・・

正確な家の場所を覚えていたはずなんだけど最初、タクシーで行こうとしたら住所を見せてもわからないというし‥

結局歩いて登って近所をしばらくウロウロすることに。
このときも人に聞いたりして助けられました。

そんなとき、外に出ていた男性に思い切って声をかけてみると、なんとその方がハルモニのご主人でした。
無事にお土産のお菓子を渡すことができてほっと一安心

てか動画を撮っていたのでそれを近所の人に見せれば一発でわかったのにあほ(パボ)です。

このとき、初めてハルモニのお名前を教えていただきました。
そしてハラボジも、なんと昨年10月に私が訪ねたことをちゃんと覚えていてくれていたのです。

話をうかがうと、今年の3月に奈良に住んでいたハルモニのお姉さんが亡くなり、そのときハルモニは奈良まで足を運んでいたのだとか。
日本と韓国、それぞれの地でつながるご縁を思いながら、胸がいっぱいになりました。

残念ながらハルモニはご不在でしたが、「今、近くの公園に運動に出かけている」とのことで、元気に過ごされている様子を聞けて安心しました。
いつかまた直接お会いして、お礼の続きを伝えられたらと思います。

この再会(半分だけでしたが)は、今回の旅の大きな目的の一つでした。
言葉や文化は違っていても、人の温かさは変わらない。前回の旅で感じたその気持ちを、改めて確認できた瞬間でした。

市場散策と連れられてのカフェタイム

市場

ハルモニの家をあとにして、私たちは歩いて釜山駅へ向かいました。
釜山駅からは地下鉄に乗って、釜田(プジョン)市場へ。
韓国の市場はいつ来ても活気に満ちていて、歩いているだけで元気をもらえます。
市場への愛

カフェ

歩き疲れた頃、仲間たちに連れられて向かったのはおしゃれなカフェ。
韓国のカフェはどこもおしゃれで、街を歩いていると次々に気になる店が現れますが、正直なところ私はあまりカフェ巡りに興味がなく、みんなについて行っただけでした。

でも、シンプルで洗練された空間店内若者多しで、クリームのカフェが推しみたいですが私は歩いて暑かったのでさっぱり系のゆずドリンクを注文しました。

昔から韓国では茶店は有名ですが訪れるたびにモダンになってきてて驚かされます。
最初に来たときなんて店内に小鳥が飛び交っていたりしましたね~それが当時の流行りだったのです

ことりっぷで紹介されていたカフェにて

お買い物

その後、免税店やロッテ百貨店にも立ち寄りました。これも他のみんなのリクエスト。
私は普段買い物にはあまり興味がないのです、おつきあい。

しかし、こんな私でも何か記念になるものをと思っていた矢先、一緒に来たY子さんがかわいいTシャツを見つけて買ったのでつられて買うことにしました。

センスのよいY子さんが買うものだし、Tシャツなら無駄にはなるまいと実用的な買い物と思い決めました。。

つまり考えるのがめんどくさい・・

値段もなんだかよくわかりませんがY子さんの特典で安く手に入りました。
シンプルなデザインながら、着るたびにこの旅を思い出せそうです。

ロッテ百貨店で旅の疲れをいやすソフトクリームさっぱりしておいしい

大統領選挙

今回の旅行ではたまたま大統領選挙前日の帰国にあたりました。

日本には大統領制がありませんから直接選挙で元首を選ぶ選挙ってさぞかし騒がしいのであろうな?
と、思っていましたが選挙カーなどはまったく走っていません。

韓国の政治については私の習っている韓国語の先生がときどき話してくれてなんとな~くはわかっていたつもりですが・・

私が今回の旅行で大統領選挙に触れたのはところどころに貼られている選挙ポスター。

それとビックリしたのは大きな道路のど真ん中で大ボリュームでコンサート的な音楽が流れていてステージにマイクを持った若者が一人・・

何してるの?

と、思ったら選挙の候補者の応援でした。

本人もいないし、音楽をただ流しているだけ???

タクシーの運転手に選挙について聞く

運転手さんに何気にフッたら「あいつもダメ」「こいつもダメ」という話を始めて・・

で、誰に入れるの?

って聞いたら「とにかく誰もダメなんだ~」だって!

だいぶ日本とはこういう点では違いがくっきりしたということです。

ホテルアデラでの絶景タイム

ようやくホテルアデラにチェックインしたのは夕方でした。案内されたコネクティングルームの窓を開けると、そこには息をのむような港のパノラマが広がっていました。大小さまざまな船が行き交い、遠くには釜山の街並みが見渡せます。

夜は8階の展望デッキへ。
ホテルの売店で購入したできたてチキンやビールを持参して、港の夜景を眺めながらの夕食となりました。
外の涼しい風と美しい景色に包まれながら、今日一日の出来事を振り返り、笑い声が絶えない楽しい時間を過ごしました。

これもどれもおいし~

展望デッキの開放感と、眼下に広がる釜山の夜景は、この旅で最も印象的な光景の一つになりました。ハラボジとの再会の余韻に浸りながら、美しい夜景を眺めていると、旅の疲れも心地よく感じられます。

今日も充実してた~

釜山旅行完結編
釜山3泊4日の旅【後編】〜一枚だけスケッチ〜
釜山3泊4日の旅【後編】〜一枚だけスケッチ〜

次回【後編】では、最終日の南浦洞散策と、ついに描くことができた一枚のスケッチについて。そして、この旅で本当に大切だったものは何だったのか…旅の締めくくりをお届けします。

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掃除は大好きだけど料理はやらない専業主婦。絵描き、草木染、韓国語、節約が趣味。ミニマリストと思っていたが引っ越しのときに意外に荷物が多くてびっくり主婦!草木染めをやっていてIndigo Blueが大好き、なのにブログのディフォルトで入っていたサーモンピンクが気に入ってしまった。
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