一枚の絵から<サッカー>
今の時代、誰でも社会に向けて自分の考え方やメッセージなどの情報を出していけるようになっています。
たとえば、絵を描く人にとってSNSもブログも無かった時代では自分を発信していく方法がなくて有名な画家であるか公募展で発表しない限り誰知る由もなく、ただ絵を描くことが好きで一人で楽しんでいるみたいなことでしたよね。
それが今ではあらゆるプラットフォームが利用者に使いやすい形、拡散されやすい形で完備されているので、恵まれてるなぁと思います。
ただ、その反面、自分もそうですが大きい絵を描くことが減ってきているなとも思います。
私にとって大きい絵を描く=公募展に出す、以外の必要性がなくて20号より大きい絵を描かなくなりました。
部屋に飾るのもじゃまでしかなく・・
それはそれで潔く「私は20号までしか描かない」宣言をして気持ちはラクになりました。
周りからは大きい絵を描いて公募展に出すことを勧められますが・・
20号でも出せる公募展には年に数回は出しています。
最近はInstagramに合わせて正方形の絵まで描くようになりました。
こういうことも時代の流れだなーと感じます。
サッカーをしている絵
大きな絵を描くとき
F30号、大きな絵を描くときは準備がそれなりにタイヘンです。
めんどうくさいというか・・
まず、キャンパスの準備、重い腰を上げなくてはいけません。
油絵用のキャンパスも水彩画も気合を入れなくてはいけません。
あーしんど・・夏は暑いし、冬は寒いしそれなりのスペースも必要です。
寄る年波でどんどん面倒くさくてしんどくなります。
で、そんなときに閃いたのが‥
段ボールに描く
だいたい段ボールでもなんでも世界的に規格サイズというものがあります。
だから最初から意外と求める大きさだったりするんです。
しかし、気をつけてください、段ボールはワトソン紙より、ひいては画用紙より軟弱ですから、すぐに折れたり、破れたりします。
そこで思いついたのがカラースプレーとかアクリル絵の具です。
水ではないので少しはマシかと思いました。
それでも描く位置が悪いと・・
講師の先生に「ちょうど顔の部分に折り目がきてる」と指摘されました。
反対に使えばよかったわねえ・・
実はこれ、裏にも描いてるんです、失敗して描き直したのです。
でも段ボールで動きが出てるでしょ?