一枚の絵から<美術展へ>
今の時代、誰でも社会に向けて自分の考え方やメッセージなどの情報を出していけるようになっています。
たとえば、絵を描く人にとってSNSもブログも無かった時代では自分を発信していく方法がなくて有名な画家であるか公募展で発表しない限り誰知る由もなく、ただ絵を描くことが好きで一人で楽しんでいるみたいなことでしたよね。
それが今ではあらゆるプラットフォームが利用者に使いやすい形、拡散されやすい形で完備されているので、恵まれてるなぁと思います。
ただ、その反面、自分もそうですが大きい絵を描くことが減ってきているなとも思います。
私にとって大きい絵を描く=公募展に出す、以外の必要性がなくて20号より大きい絵を描かなくなりました。
部屋に飾るのもじゃまでしかなく・・
それはそれで潔く「私は20号までしか描かない」宣言をして気持ちはラクになりました。
周りからは大きい絵を描いて公募展に出すことを勧められますが・・
20号でも出せる公募展には年に数回は出しています。
最近はInstagramに合わせて正方形の絵まで描くようになりました。
こういうことも時代の流れだなーと感じます。
市民アートフェアに出品してきました
去年、初めて出品しました。
今年で19回目だそうです。知らなかった・・
市民作品公募展
気づいてからは市内のいたるところに応募用紙があるのをちょくちょく目にするようになりました。
こんなに盛んだったのですか!?
出品料無料で誰でも出品できて美術館に一週間飾られます。
搬入
この公募展を知ったのは去年でしたが出品者はとても多いのです。
大きな絵はあまりないですが所狭しと飾られてました。
今年も多そうでした。搬入所の混雑ぶりからわかります。
去年の搬入は秋口でしたが今年は真夏、車のない私は「やめようかな?」と迷うくらいでした。
絵の大きさはF8、自転車で行ってもし、怪我でもしたらタイヘンですから一応電車で行きました。
それでもフラフラのヘトヘト・・いつから日本の夏はこんなに暑くなったのでしょうか?
水彩絵の具のにじみを描きました。
このにじみは予測不能でおもしろくて好きです。
出品するときはキャプションと絵に対する思いを自分で描いて提出、そのまま使われます。
これはできるだけ人手を煩わせないためですね。