一枚の絵から<夏祭り灯籠これは誰?>
今の時代、誰でも社会に向けて自分の考え方やメッセージなどの情報を出していけるようになっています。
たとえば、絵を描く人にとってSNSもブログも無かった時代では自分を発信していく方法がなくて有名な画家であるか公募展で発表しない限り誰知る由もなく、ただ絵を描くことが好きで一人で楽しんでいるみたいなことでしたよね。
それが今ではあらゆるプラットフォームが利用者に使いやすい形、拡散されやすい形で完備されているので、恵まれてるなぁと思います。
ただ、その反面、自分もそうですが大きい絵を描くことが減ってきているなとも思います。
私にとって大きい絵を描く=公募展に出す、以外の必要性がなくて20号より大きい絵を描かなくなりました。
部屋に飾るのもじゃまでしかなく・・
それはそれで潔く「私は20号までしか描かない」宣言をして気持ちはラクになりました。
周りからは大きい絵を描いて公募展に出すことを勧められますが・・
20号でも出せる公募展には年に数回は出しています。
最近はInstagramに合わせて正方形の絵まで描くようになりました。
こういうことも時代の流れだなーと感じます。
地元の神社での(無病息災・豊作を祈る夏祭り)
夏祭りにつきものの灯籠ですが・・
以前は近くの高校の美術部員に頼んで描いていたそうです。
しかし、今では少子化で美術部員も激減、描いてくれる頭数もなくさらに高校生もいろいろと忙しいらしくて(部員数が少ないとやることが多い)灯籠描いてくれる人がいないと当美術サークルに依頼がくるようになってン年です。
この灯籠はかなり大きい・・
畳一畳くらいはユウにありました。
左側のは息子が描いた絵です、兜?
真ん中はちょうどそのとき交換留学生のJくんが我が家に泊まっていて描いてもらいました。
何の絵?
一番右は私が描きました。
昔の浮世絵かなんかを見て描きました。