G-6RJ0BNSM0N Netflixの「おつかれさま」感想
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Netflixの「おつかれさま」に心掴まれた!

ドラマ感想
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IUの済州方言から意外な夫婦まで、感想と見どころ

脚本家イム・サンチュンさん(『サム、マイウェイ』『椿の花咲く頃』)やキム・ウォンソク監督(『ミセン-未生-』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』)の実績を踏まえた期待感。

Netflix韓国ドラマ『本当にお疲れ様でした』(通称「おつかれさま」)

IUとパク・ボゴム主演ということで期待していましたが、もう、めっちゃよかったです! 私が通っている韓国語講座でも「面白い!」と大好評。今回は、特に心に残ったポイントを中心に感想を書いてみたいと思います。

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1. アイドルIUが見事に操る済州(チェジュ)方言と島の空気感 

まず引き込まれたのが、主演のIUが演じるエスンの済州方言! アイドルとして活躍する彼女が、ここまで自然に方言を使いこなしているのは驚きでした。力強く、どこか切ない響きのある方言が、ドラマの舞台である済州島の厳しいながらも美しい自然と相まって、独特の空気感を作り出していました。

2. 海女(ヘニョ)たちの厳しい暮らし 

ドラマでは、済州島の海女たちの仕事の厳しさや、当時の貧しい生活もリアルに描かれていましたね。海に潜るシーンの迫力はもちろん、日々の暮らしの中での苦労が伝わってきて、エスンたちの力強さの背景にあるものを感じました。

3. パク・ボゴムの新たな魅力発見!

 正直に言うと、これまでパク・ボゴムさんの顔って、個人的に「すごく好きなタイプ!」というわけではなかったんです(ファンの方、ごめんなさい!)。でも、このドラマのグァンシク役は… すごくよかった! 無骨ながらも一途で、エスンをひたむきに支える姿に、完全に心を掴まれました。彼の新しい魅力に気づかせてくれたドラマです。

4. 対照的な二組の夫婦模様 – 特にあの「意外な夫婦」が良かった! 

エスンとグァンシクのラブラブ(時に切ないですが)な関係はもちろん素敵。でも、個人的にすごく印象に残ったのが、エスンのお見合い相手で一度はフラれた、あの子連れバツイチの男「プ・サンギル」とその夫婦です。

最初は「うわぁ…」と思うような登場の仕方で、特に奥さん(プ・サンギル妻)のほうは、お金目当てのちょっとゲスな女なのかな?と正直思ってしまいました。でも、物語が進むにつれて、彼女が実はすごく賢くて、情が深くて優しい人だと分かってきて…。この、最初はマイナスイメージだった夫婦が、実はとても人間味にあふれていて、彼らのエピソードには何度も唸らされました。この夫婦、本当に良かった!

5. キャスティングの妙? IUのお母さん役の女優さん

 IUのお母さん役(若くして亡くなる設定)には、あの(ヨム・ヘラン)がキャスティングされてました。大ベテランの女優さんですが、29歳で亡くなる役としては「お、おう…かなりオババ…」と思ったのは正直なところ(笑)。もしかしたら回想シーンなどの演出だったのかもしれませんが、少し気になりました。でも、その存在感と演技力はさすがでした。

6. 心に残るテーマ曲 

ドラマ全体を彩る音楽も素敵でしたよね。特にテーマ曲「春」は、ドラマの切なくて温かい雰囲気にぴったりで、耳に残っています。この曲についても、もっと詳しく知りたいなと思いました。

7. 「反日」描写がなかったこと

 個人的に少し意外だったのは、この手の時代を描いたドラマにありがちな、いわゆる「反日」的な要素が(良くも悪くも)ほとんど見られなかったことです。当時の済州島という状況を考えると、もっとそういった描写が入るかと思っていたのですが、今回は主人公たちの人生や人間関係に焦点が当てられていた印象です。これもまた、このドラマの一つの特徴かもしれません。

まとめ 

「おつかれさま」、期待以上に心に響くドラマでした!IUとパク・ボゴムの魅力はもちろん、脇を固めるキャラクターたち、特に意外な夫婦の物語、そして済州島の美しい自然と方言が織りなす世界観にどっぷり浸ることができました。まだ観ていない方には、ぜひおすすめしたいです!

最後に – タイトル「おつかれさま」と時代の空気感に寄せて

このドラマのタイトル、『本当にお疲れ様でした』(そして、私たちが親しみを込めて呼ぶ「おつかれさま」)。この言葉って、本当に独特で深いですよね。英語には一言でぴったりくる表現がない、相手の頑張りを認め、労う、あの温かいニュアンス。韓国でも「スゴヘッソ(수고했어)」のように同じような感覚の言葉が日常的に使われますが、こういう感覚を大切にするところに、日本と韓国の文化的な近さを改めて感じたりします。

そして、ドラマ全体に流れる空気感。どこか日本の「昭和」の時代を思い起こさせるような、懐かしさを感じませんでしたか? セットや衣装だけでなく、人々の暮らしぶりやコミュニティの繋がり方など、まさに「昭和感」が漂っていました。

物語の時代設定が、ちょうど私が生まれる前の時代から、これまでの私の人生と重なる期間を描いていたことも、個人的にはすごく響きました。自分の親の世代が生きてきたであろう風景や、自分が子供だった頃の社会の雰囲気を追体験するような感覚。それが、単なるドラマ鑑賞を超えて、登場人物たちの人生をより身近なものとして感じさせ、深い感慨を与えてくれたのだと思います。

単なるラブストーリーとしてだけでなく、時代や文化、そしてそこに生きた人々の息遣いまで感じさせてくれる、本当に味わい深い作品でした。

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多趣味な在宅ブロガー
掃除は大好きだけど料理はやらない専業主婦。絵描き、草木染、韓国語、節約が趣味。ミニマリストと思っていたが引っ越しのときに意外に荷物が多くてびっくり主婦!草木染めをやっていてIndigo Blueが大好き、なのにブログのディフォルトで入っていたサーモンピンクが気に入ってしまった。
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