韓国ひとり旅3<バスで束草へ>
10月24日~11月5日までの13日間韓国を周遊してきました。
今まで韓国は何度か行っていますがソウルと水原のみでした。
今回行ったところはソウル→束草→慶州→釜山
美味しいものを食べて観光して今まで習った韓国語を多少は使ってスケッチまで、って欲張りな旅です。
ソウル以外の旅をお楽しみください。
ソウルからバスで束草へ
束草は私が習っている韓国語の先生の故郷です。
コロナ期間中、韓国語の授業で先生が故郷の話をするたびに「行ってみたいな—」という気持ちが高まってきました。
東ソウル総合バスターミナル
ソウルには大きなバスターミナルが3つあります。
行先によってターミナルが違うのですが束草に行くのは高速バスターミナルと東ソウル総合バスターミナル(ソウル最大の市外バスターミナル)です。
高速バスターミナルは行ったことはないですが名前からして私は最初、とーぜんこっちから出るバスで行くものと思っていました。
しかし、束草にも市外バスターミナルと高速バスターミナルの2か所あり、その2か所がけっこう離れているようだということがわかりました。
果たしてどちらのバスターミナル行きのバスに乗るべきか調べたところ予約したホテルに近いのは東ソウル総合バスターミナルから出るバスの行き先になっていました。
結果、この最後のギリギリの判断で東総合バスターミナル行きの地下鉄に乗ることにしました。
ちょっとこの写真では閑散としてますが時間によってはびっしりとバスが並んでいます。
ここってよく韓流ドラマに出てくる場面に使われてますよね。
恋人を追いかけて、バスに乗り込もうとする彼女(彼氏)を引き止めるシーンなんかでよく見ます。
日本だと駅とかが多いのですが韓国はもっぱら遠距離はバスが多いです。
このターミナルはかなり古ぼけています、見た目は「昭和」です。
もう一つの高速バスターミナルは行ったことはありませんがYoutubeなどで見ると空港のターミナルのようにモダンでハイテクなムードが漂ってます。
ここは忘れ去られたようなターミナル?
束草行きのバスの切符を買う
建物は古くても切符の買い方はどこも同じように自動券売機を使います。
使い方はカンタンで「日本語」の選択もありますから行き先をタップしてお金を払えば切符が出てきて乗り場と時間が書いてあるのでそこへ行けばOKです。
が、しかし、ここでまたまたハプニング、「束草」と行き先を書いたチケットは本日分はすべて完売になっています!
マジ?今日中に行けない?ホテルとかどうしよう???
眼の前、真っ暗です。
不安になりながらも売り場の人に聞いてみることにしました。
そしたら・・あるにはありましたが・・高速バスは売り切れだが市外バスはあるっていう・・このターミナルの仕組みが結局よくわかりませんでしたがとりあえず今日中には束草へ行けるようだということでひと安心です。
それにしてもここで3時間以上待たなくてはいけない便しかないって???
あとから束草はこの一週間が観光のピークだということがわかりました。
何しろ生まれて初めての韓国での長距離バスなのでそういうものかと諦めて気長に待つことを覚悟しました。
恋人よ~充分間に合うぞ~
と、言っても誰も追いかけてきません、当たり前ですけど・・
とりあえず、お昼ごはんを食べようかとウロウロしましたが荷物も重いし、ターミナルに唯一ある食堂に入ってカルビタンを注文しました。
この食堂なんですけどね、味は・・不味いですというほどでもないですが12000₩でこの量でこの味って?
もうここしかないってので足元見てる値段です。
最近、韓国は物価が上がってたいへん、とは聞いていたのでこんなものかと思いましたがこの旅行中で一番コスパの悪い食事でしたおかずもしょぼいです
こんなことならコンビニでキムパでも買ってマッコリと昼間っから飲んだくれればよかったかと後悔しました
ここまできて、ふと、
自分、言葉に全く不自由してないじゃん?
ということに気づきました。
切符を買ったときも売り場の人から「14時50分の切符しかないけどいいですか?」とか「いくらになります」とか「何番乗り場から出ます、あっちにあります」的なことを言われて食堂でも「注文の仕方はこうだから」という指示を「ふんふん、そうなのね」とテキトーに返事をしてメニュー表を見て(ハングル文字しか書いてない)無難に「カルビタンでいいか」と決めて注文していました。
このターミナルは同じソウルか?というくらいハングル文字一色なのです。
日本語や中国語はおろか英語表記も全くありません。(そもそもハングルの英語表記ってよくわからないのですが・・)
ただ、固有名詞が漢字表示付きなので日本人や中国人なら行き先くらいはわかります。
韓国を旅するYouTuberの方がハングル文字が全く読めない人は韓国の田舎は難しいかもと言っていましたが本当にそう思います。
しかし、「アンニョンハセヨ」も言えない(言わない?)欧米人が旅してるんですよね~
あいつらマジすごいわ・・
さて、食事を終えてもさらに3時間近くありましたがそんなこともあろうかとスケッチブック持参できたのであちこちウロウロしては描き殴って時間を潰しました
ツアーだとこんな無駄な時間、というかゆったりした時間はないですね。
ドラマの撮影とかあれば後々の話題になったのに・・
外をぶらついたときに上空の間近にオスプレイが飛んでいてびっくりしました。
すぐにスマホを出して撮影しようとしたのですがモタモタして撮れませんでした。
撮ってたら米兵に攻撃されたかもしれませんが(な、ことはない)・・
ソウル~束草
バスに乗ってホッとしました。
なにはともあれ、今日中に束草へは行ける~
バスは優良シートだったのだと思います、値段的に(2,300円くらい)安いシート(4列シート?)だとたぶん1,800円くらいです。
なので車内はきれいだし、シートも広々、リクライニングで足乗せ台もあり、ストレスフリーでした。
3時間半くらいかかりましたがこれでこの値段ってコスパよいですね~
一回休憩所に寄ったので売店とか見たかったのですが置いてかれたら心配とトイレだけで急いでバスに戻りました。
しかし、心配無用でした、ちゃんと運転手さんが人数が揃っているのかチェックしてくれます。
おやつとか買ってる人もいたので見るだけでも見てくればよかったと後悔しました。
バスで隣りに座っているアジュマと少し喋って「韓国語が上手ね」と、褒められました。
これも同じく韓国旅行系YouTuberの人が言ってましたが流暢に喋る外国語よりカタコトの外国語のほうが褒められるし好感を持たれるし、助てもらえるってなるほどなと思います。